背中ニキビの治し方

なかなか背中にニキビが出来ていることを気づかず、気づいたとしてもどう対処して良いのか判らない背中ニキビですが、女性だけでなく、男性でも背中にポツポツとニキビが出来ている方は珍しくありません。

気になりつつも、どうして良いか判らずに放置している方も少なくないと思いますが、早めに対処しないと状態が悪化してしまうことも十分に考えられますので、早めにケアをすることが大切です。普段・・・背中が隠れる服を着ている時は、背中にニキビがあることを周囲も気づくことはありませんが、背中が開いた服を着た時や水着を着た時、着替えや温泉に行った時に周囲に気づかれてしまいますよね。

背中のポツポツは、顔や腕などに出来るポツポツよりも、印象を悪くしてしまうことが多いような気がします。正直な話、毎日キレイに洗っていても、なんだか清潔感を感じなかったりするんですよね。着替えの際など、ほんの一瞬背中を出しただけなのに、意外と見つけられやすかったりしますし、また普段は見えない場所だからこそ気を使いたいものです。

背中ニキビを治すために行いたいことは、保湿を心がける・背中を清潔に保つ・食生活を整える・・・などが挙げられます。

保湿を心がけるというのは、背中に限らず、全身どこでも言えることですし、ニキビを治すためだけに行うものではなく、肌の健康や美容のためにも保湿は欠かすことができません。肌というのは、常に潤っていることが健やかな肌の条件ですから、その肌に潤いがなくなり、乾燥してしまったら、肌の状態が悪くなっていくことは考えなくても判りますよね。肌には、本来バリア機能が備わっており、紫外線・乾燥の他、アクネ菌から肌を守っています。しかし、そのバリア機能は、様々な要因・・・運動不足・睡眠不足・ストレスなどで失われてしまい、徐々に敏感肌になってきます。そこで、更に誤ったケアを行うと、肌が乾燥していってしまうんですね。もちろん、スキンケア化粧品などで、しっかりと肌を保湿させることも大切ですが、肌のバリア機能を失ってしまわないように運動不足・睡眠不足を解消したり、ストレスの発散方法を見つけるなど、毎日の生活習慣も整えることが大切です。

使用するスキンケア化粧品ですが、化粧水・美容液・乳液・クリーム・・・等があるなかで、やはり化粧水が最も効果的だと言われています。化粧水は、洗顔後の乾燥した肌に潤いを与えるために必要なものですが、乾燥を防ぐだけでなく、皮脂が過剰に分泌するのを抑える役割も担っています。ニキビが出来てしまっている肌に過剰な皮脂は禁物ですから、それを阻止するためにも、洗顔後に素早く化粧水をつけて保湿することが重要なのです。ニキビケアのための化粧水は多く存在していますが、そのなかでも、やはり自然派のもの…無添加の化粧水など、肌に負担がかからないものを選んでください。無添加・無香料・パラベンフリーといった化粧水は、余計な添加物が入っていませんから、そういったタイプの化粧水が適しています。また、肌タイプによっても化粧水を選ぶのも良いかと思います。肌タイプには、乾燥肌・脂性肌・普通肌・混合肌・・・という4種類に大きく分けることができますが、乾燥肌の方はしっとりタイプの化粧水、脂性肌の方はさっぱりタイプの化粧水、普通肌は季節や気候に応じて、さっぱりタイプとしっとりタイプを使い分け、混合肌は、場所によって乾燥肌と脂性肌があるわけですから、場所によってさっぱりタイプとしっとりタイプを使い分ける・・・というのが一般的です。更に、ニキビケアに効果があるビタミンCやコエンザイムQ10などが配合されている化粧水も効果が期待できますよ。

ビタミンCは、皮脂の分泌を抑制する働きの他、ニキビ予防、赤くなっているニキビ跡を薄くしてくれる効果があります。しかしビタミンCは、空気に触れてしまうとすぐに壊れてしまう非常に不安定な成分でもあります。また、肌の表面には皮脂などでつくられたバリアがあるため、ビタミンCを肌につけても、そのバリアに阻止されてしまいます。つまり、ビタミンCが肌の内部に浸透することができないんですね。そこで、不安定なビタミンCを改良し、肌に浸透しやすくしたビタミンC誘導体が開発されました。今では、ビタミンC誘導体という言葉はそれほど珍しい言葉ではなくなりましたが、それでも、このビタミンC誘導体が世に登場したのがそれほど昔ではありません。ビタミンC誘導体は、安定し、そして肌への刺激が少ないため、ニキビ肌でも安心して使用することができます。そして何より、肌へ浸透することができるので、ビタミンCによる効果も十分に得ることができます。改良されても、ビタミンCが本来持っている消炎作用・抗炎症作用・皮脂抑制作用の他、ニキビの炎症が刺激となって色素沈着し、シミになるのを防ぐメラニン色素還元作用…などは持ったままですので、ニキビケアの成分として最適なんですね。更に、肌の真皮層という部分に存在しているコラーゲンの合成を促す作用や、水分保持の働きを持った細胞間資質であるセラミドの合成を促す作用もあるので、ニキビを治すだけでなく、肌のたるみ・しわを改善し、ハリを取り戻す効果も期待できます。体内の活性酸素を除去する抗酸化作用もあるため、肌の老化を防ぐこともできますしね。なお、このビタミンC誘導体が配合された化粧水を使用する場合は、他の美肌成分が配合されているものよりも、ビタミンC誘導体のみのシンプルな化粧水の方がオススメです。

背中を清潔に保つことで、細菌が繁殖せず、キレイな肌を保つことができます。背中を清潔にする=念入りにゴシゴシと洗う・・・というイメージを浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、何も強い力で洗えば良いというものでもありません。確かに、力を入れて洗えば、それだけ汚れを落とすことができるかもしれませんが、その分、肌に与える刺激もかなり大きくなってしまいます。余計な刺激は肌への負担となり、結果として背中の抵抗力も低下してしまいます。ゴシゴシと力強く洗うことで、汚れを落とすと同時に、肌に余計な悪影響を及ぼすことにもなってしまうのです。背中をキレイに洗うのに、何も力を入れなくても、ボディソープや石鹸をしっかりと泡立てて、手や柔らかいタオルなどで撫でるように洗うだけで十分にキレイな肌を保つことが可能です。洗ったという実感がないかもしれませんが、きめ細かな泡で隅々まで洗えていますので心配は不要ですよ。

この時に注意したいのが、使用するボディソープ・石鹸の洗浄力はあまり強くないものを・・・という点です。「背中についている汚れを落として清潔にしたいのであれば、洗浄力が強い方が良いのでは?」と思われるかもしれませんが、洗浄力があまりに強すぎると、肌に必要な皮脂までもを洗い落としてしまい、更に過剰に皮脂が分泌されることになってしまうのです。最初にも触れたように、皮脂は肌をバリアする働きがあり、肌になくてはならない存在なんですね。しかし、その必要な皮脂までもを洗い落としてしまうと、「肌を守るための皮脂が失われた!」として、過剰に皮脂を分泌してしまうのです。適度な皮脂ならともなく、過剰な皮脂が付いている肌は、決して清潔な肌とは言えませんよね。加えて、必要な皮脂を奪ってしまうことで、過剰に皮脂が分泌される前は乾燥してしまうことになりますから、結局はニキビを誘発していることになるのです。そのため、あまり洗浄力の強くないボディソープ・石鹸を使用し、できれば肌に余計な負担をかけない無添加のもの、または低刺激のものを選ぶようにしてください。

そして、清潔にするのは肌そのものだけではありません。毎日着用する衣服や下着、パジャマ、寝具・・・なども清潔にしておく必要があります。特に、シーツなどの寝具は見逃しがちになってしまっているのではないでしょうか。季節にもよるかもしれませんが、冬などの寒い季節だと、人によっては1ヶ月ほどシーツを洗いも干しもしない・・・という方がいます。例え寒い冬の季節であっても、寝ている間に人間は思っている以上に多くの汗をかいています。それがパジャマに染み込み、そして更にシーツなどの寝具にも染み込んでしまいますから、それをそのまま放置しておけば、汗や汚れを元に雑菌が繁殖してしまい、そして睡眠中にその雑菌が背中に移動してしまうことになります。コマーシャルなどでもよくありましたよね、「人間は寝ている間にコップ1杯~2杯(100cc~300cc)の汗をかく」と。だから、寝る前には水分を摂取しておくと良いですよ・・・ということなのですが、季節によって差はあるとはいえ、そして背中だけに汗をかいているわけではないとはいえ、シーツを洗わずに使い続けていることが、いかに清潔でないかが判りますよね。毎日、寝具も洗う・・・というわけにはいかないでしょうが、それでも出来るだけ短いサイクルで寝具を洗い、清潔を保つように努力することが必要です。そういう意味では、寝る際に着用するパジャマや下着なども、背中を清潔に保つことができるよう、通気性の良いものを選ぶと良いかもしれません。

食生活を整えるというのは、肌というのは、摂取した食事内容が思っている以上にダイレクトに影響するためです。肉類中心の食生活を続けていたり、毎日脂っこいものばかり食べていたり、また甘い物を好んで食べていると、ニキビは発生しやすくなります。肉類・脂肪分の多いもの・甘いもの(糖類)は、過剰に皮脂を分泌してしまうため、毛穴に皮脂が溜まりやすく、コメドが出来やすくなってしまうのです。コメドはニキビのいわゆる初期段階ですから、正に、ニキビの芽が出来てしまうわけです。また、香辛料をたっぷり使った料理や、コーヒーなどの刺激物も、皮脂を刺激する働きがあるため、過剰摂取は避けてくださいね。

もちろん、肉類も脂も甘いものも適度な量であれば身体に必要なものですし、食べても問題ないのですが、しかし偏った食事内容は肌の状態はもちろんのこと、健康も害してしまいます。ニキビを治すために積極的に摂取したい栄養分は、ビタミンA(皮膚・目・口腔・気管支・肺・胃腸・膀胱・子宮…などの上皮組織に働きかけ、粘膜を健康に保つ作用がある他、肌の乾燥を防いだり、吹き出物や肌のざらつき等の肌のトラブルを防ぐ効果があります)・ビタミンC(抗炎症作用・消炎作用・皮脂抑制作用・メラニン色素還元作用・抗酸化作用・コラーゲンの合成促進・セラミドの合成促進などの効果があります)・大豆イソフラボン(女性ホルモンに似た成分があり、肌の新陳代謝であるターンオーバーを正常に機能させる働きがあります)・・・他、各種ミネラルやタンパク質などが挙げられます。とはいえ、これらの栄養分を集中的に摂取するのではなく、様々な栄養を摂取できるよう、バランスを考えた食事を心がけてください。

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